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一つ はなびらが落ちて
しろい 灯りに照らされて

黒さに 溶けていってしまう


紅い紅い 薔薇が
細い枝に 一つ 咲くものだから

太い枝を作れば 大きな薔薇が
いくつも 咲くのだろうかと
作ってみれば

紅い 紅い 薔薇の先には

太い太い幹
その先にも 薔薇が 一つ


薔薇が落ちて
また 新しい 花弁をつけるので

もったいない

とこぼした 愚かな私は

てつと しおと
あまさ の ばらのかべんを
その唇に 食んで

こぼれた花弁が
また華を咲かせるものだから
指で拭えば 指にも

紅い紅い けれども
ちょっと薄まった 枯れた 薔薇がいくつか



さみしい



せつない



こわい


を全て薔薇に込めて
今宵も 白いちり紙に包んで
綺麗に 燃えカスになってくれと
願いを 込めて せめてあの夢をと


儚い 綿布団 羽根布団に 実を委ねます
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さくさく
踏み込んで固めていくのは
白い結晶の かたまり

君の温もりが恋しくて
マフラーを握り締めた


白い息が 少し悲しくて
其の悲しさが喉を詰めて
私の声を 殺してしまう



ほんほん
大きな 手のひらが
私の頭を 叩く

その暖かさに満足して
喉に詰まっていた
小さい氷が 解けてしまった



その一時的な
氷の冷たさを 忘れさせる行為に
きっと毒されていたんだ


離れていく君の大きな手のひら
背中に
詰まった喉では言葉を掛けられない

悲しくて 切なくて


ぎゅ ぎゅ
足元の雪を
踏み固める



気がついたら
踏み固めた 雪の上に
積もった 柔雪

小さい私の 小さい 失恋の日(おもいで)
白い小さな柚の花が咲く頃
細い頼りなさげな枝に
小さなお願い事ひとつ

逢えたらいいな
逢いたいな

なに不自由なくすごせていたあの日々
この木の周りでよく語り合ったね


静かに朝露がこぼれるのを
縁側で眺める
暖かな光の中

私が好きだったのは
太陽のような
あの人でした


花が実に変わる頃
葉が紅葉を始めるこの季節
あと少しで 星が綺麗な時期がくる


あなたが好きだった季節
一人で巡るたびに胸が苦しくなります

『ほら、そんなことをしては
 指が凍ってしまうよ。』

そんな声は
もう遠い記憶の中のよう


たった一つの年を一人で過ごすだけで
こんなにも恋しくなるのは
あの日々があまりにも綺麗だったから


柚の実を採るとき
木にある棘が肌を引っかきます
静かに 雪が落ちる音を聞きながら
葉書に他愛も無いことを書き出す


不意に聞こえた
戸を叩く音
夢うつつのまま 出迎える

戸の先には 微風のような交響曲

-----*-----*-----*-----*-----*

[もくしたかいわ:黙した会話]

逢いたい という思いが
ただの独りよがりじゃなくて
安心すると同時に
貴方の姿が堪らなく 愛おしくなる


「今度は過ごす時間が
酷く短く感じられるでしょうね。」




 アナザーVre
楽しかったけど結構大変だった…!
そして何気に散りばめたものが
あまりにもあからさまで結構切ないです。ええ。



もう半分過ぎちゃった気分です。
あぁ、やらないといけないこともあるなぁ。
これから、どうなるんだろうな。

よし、おやすみなさいw

其れが正しいと想うことは先ず無い
其れでも貴方の姿が欲しいと想うの

少しでも強く
少しでも少しでも 逞しく

頂れた宝石は
冷たく枕を濡らして往くよ

一人の夜がこんなに悲しいと想うのは
きっと貴方が在る所為なの



私は一人でも大丈夫だと信じたかった
其れが例え勝手な妄想だとしても
その一つのジシンが支えだと想っていた




逢いたい





そんな一つが支配するのは
思考回路
行動制御
君の存在が罪

逢わなければ良かった?
そんなこといえない

頂いた宝石を
必死に指で拭うの


拭った宝石を必死に隠して
隠した先は心のパンドラ


開ける鍵は
きっと貴方の接吻




愛しているよ?
そんな言葉も一緒に仕舞いこんだ




山の合間から 陽が沈んでいく
あと数時間したらまた空は暗くなってしまう

雨上がりの夕日
あの公園は 今頃雨音を蓄えているのかな

初めて逢ってから
もう幾数年
あの頃は この時間
自転車ひいて 一緒に歩いてた

なんてことは無い時間
いつも通りの時間
それがたまらなくて幸せで
今でも鮮明に思い出せる
精一杯の宝物


雨が降ると いつも小さい傘に二人
腕を組んで肩を縮めて入ったよね

初めての事ばかり
どんな些細なことも どれほど大きかったろう

今は一人 中古車乗って15分
きままな毎日
安心すると同時に
空虚な時間に 淋しさ感じて

なんてことは無い時間
いつも通りであろう時間
ただなんとなく過ごせてしまう
そんな毎日
色が無い 日々


楽しかったこと?
思い出すと いつも君が隣
今がつまらないわけじゃない
ただ 穴が空いてしまった そんな気がしてるだけ


初めて逢ってから幾数年
君は今 どんな道歩いてるのかな
今は一人中古車乗って15分
空いたナビシート
流れるのは 君が好きだったバラード

なんてことは無い時間
それなのに


君が 恋しくて 恋しくて


あの朱色の公園は 今も
雨音 風音 雪音 
蓄えているかな
夕日に 染まった
ペンキの剥れ掛けた ベンチ
変わらず あるのかな

思い出 としての
宝物を沈めた
Vermilionの池に
全ての気持ちを託して
私は今日も 15分
バラード聴きながら 走っていく

-----------------------------------------------------

[Vermilion‐朱色]

君は忘れたかもしれないけれど
私は忘れないよ

あの公園も あの日々も

幸せになるよ

ありがとう 本当に

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自己
名:
蒼月 氷牙(アオツキ ヒョウガ)
ROでは朋藍(ホウラン)です
標準では氷牙使ってる
年:
35
性:
女性
誕:
1988/10/06
基本的にO型の大雑把。
社交的らしいけど、チキンなのでそんなこと無いです。(痛)ていうかネガティブの自暴自棄。ww

時々趣味による短文小説ならぬ駄文と詩が書かれるかと思いますのでお気をつけ下さい。


ねりま猫 40頭のSOS!

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